既存の問題と解決のポイント
■貸切受注に対応
運送受注の形態には、1運送単位で契約する通常受注のほかに、期間単位で契約する貸切受注が存在していました。 旧システムでは、通常受注のフォームをそのまま用い、運用を工夫することで対処されていましたが、入力の適正化や管理データの有効活用のため、 新たに貸切受注専用の入力画面を用意し、長期間契約の一括登録を可能としました。
■中継管理
今までは、商品の分類機能が存在せず、商品毎に各々の情報を登録されていました。 新システムでは、商品の分類として品目を設定することで、品目別の積荷管理、運賃計算、帳票出力が可能となりました。 また、配車指示など積荷詳細が必要な場面では指示書に品名を出力するなど、状況に応じた積荷情報の管理が可能となっています。
■自社車輌と傭車車輌の区別
配車時に自社車輌と傭車車輌を区別することにより、傭車先支払データの自動作成を行います。 傭車分の費用対効果検証にも威力を発揮しています。
■重量入力
積荷数量をもとにした運賃請求は当然のことながら、重量をもとにした運賃請求にも対応いたしました。 「毎回重量が違う商品なので、重量をマスタ登録できない」「荷受時にしか重量がわからない」 といった問題にも対応するために、配車画面で積荷別に重量を手入力できるようにしました。 もちろん、マスタに重量を設定することで重量自動計算を実現しているため、重量登録された積荷については入力負荷が低減されています。 必要に応じ柔軟な重量入力が可能となっています。
■請求処理
複数支店を持つ請求先に対し、本社に一括で請求の場合と支店毎に請求する場合の2つのパターンがありました。 マスタ登録時、請求先毎に本社一括請求、支店毎請求の登録を行うことで得意先毎に請求方法が可能となっています。 また、請求書と請求明細書の2種類の発行が可能となっており必要に応じ請求書の印刷が行えます。
■入力支援
さらに以下の便利機能を搭載することにより、データ入力の省力化を強化いたしました。
- 自動運賃登録機能
- ルート登録
- 受注コピー登録、一括日報入力、一括経費入力等
■営業所と本社間のネットワーク化
セキュリティを確保した上で営業所と本社をVPN接続で結ぶことにより、営業所でも受注入力、配車業務が可能になりました。 本社のみで運送管理業務を行っていた従来と比較し、より効率的、即時的に管理作業を行えるようになりました。